現役北大生が語る、北海道大学に入学して本当に良かったと思う事5つ
こんにちは。北海道大学で学生をしているうた華と申します。
まずは簡単な自己紹介をしたいと思います。
・2020年4月に入学しもうすぐ3年生
・文学部に所属
・北海道の地方出身(札幌ではない)
この記事では、私が北海道大学に入って本当に良かったと思う事5つを紹介していきたいと思います。この記事は
・北海道大学を受験しようか迷っている方
・北大生だけどいまいち北大の魅力がわからないという方
・聞いたことはあるけど北海道大学ってどんなところなのか知らないという方
に向けて書いています。
以下、入学してから2年が経ちしみじみと感じている北海道大学の魅力について伝えていきたいと思います。
その前に私の受験エピソードをお話ししたいと思います。興味のない方は飛ばしてください。
私は、受験期になってもなかなか志望校を決められませんでした。親族で誰も大学に進学している人がいなかったのでイメージが湧かなかったんです。そんななか、担任の先生に勧められた「北海道大学」を一応志望校とし、こつこつ受験勉強を頑張っていました。モチベーションを高めるために夏に行った北大のオープンキャンパス。そこで受けた模擬講義に対し、「大学の講義って全然面白くない」と感じてしまい、逆にモチベーションが下がってしまいました。そして、モチベーションが低いまま受けた入試ですが、努力の甲斐あって無事北海道大学に入学できました。
このエピソードからわかるように、まったく北大に魅力を感じないまま入学した私ですが、この記事を書くくらい今では北海道大学に入って本当に良かったと感じています。北大が大好きです。どのようなところが魅力なのかは以下の記事で書いています。
魅力①いい人だらけ
人間関係の悩みから解放されたいあなたには、北大が超おすすめです。なぜならいい人が沢山いるからです。どうして北大にはいい人が沢山いるのか自分なりに分析してみました。北大には比較的学力の高い人が集まります。そして学力の高い人は良識がある人が多いです。そのため、人が嫌がることをしてこない、適切な距離感で接する、感謝を伝えられるなど、良好な人間関係を築くために必要なことをどの北大生も自然とできているなと接していて感じます。少々語弊があるかもしれませんが、本当に人の質が良いです。私自身大学を決める際に絶対に外せないポイントは「人の質が良いか」だったので、北大に進学して大正解でした。さらに、北大には全国各地から人がやってくるので、「今までこんな人と出会ったことない」というような個性的で魅力的な人との出会いがたくさんありました。高校生までは地元の狭いコミュニティで生きて来たので、ぐんと世界が広がった感じがしました。例えば、友人Tくんから「学生時代は周りに遊ぶところがなかったから海で素潜りで魚をとって遊んでいた」という話を聞いた時は、「別世界だ…」と驚きました。北大での多様な人との出会いが私を成長させてくれたとしみじみ思います。余談ですが、北大にいると方言の違いも楽しむことができます。私は生粋の道民なので、今まで関西弁や福井弁、博多弁を聞くのはテレビの中だけだったのですが、実際にそれらの方言を話す人に出会って本当に存在しているんだ~と感動しました(笑)日本各地に行かなくても人と話すだけで地域差を感じれるのは大きな魅力だと思います。
魅力②総合大学ならではの利点
北大は総合大学なので様々な学部が一堂に会しています。大体の大学では、主に関わる人は同じ学部の人であることが多いと思います。しかし北大は一味違うんです。北大に入学すると、1年間基礎クラスに分けられます。この基礎クラスというのは友人を作ることのできる重要な場です。そして2年になり基礎クラスでできた友人は別々の学部に散らばることになります。そのため、理学部や農学部や法学部の友人がいたりすることになります。そのような友人たちと会話をすると、自分の専門外の話を聴けてとても面白く勉強になりますし、価値観が広がりました。また、自分が詳しくないことに精通しているということで、尊敬しあえる仲になりました。
魅力③立地と自然
北大は立地が最高です。北大は札幌にあり、とにかく札幌駅に近いんです。札幌駅周辺はショッピングモールや飲食店が充実しているので、遊ぶ場所に困りません。立地は大学選びで結構重要なポイントだと思います。この点でも満足度は高いです。
また、北大のキャンパス内はとにかく広くて自然が豊かです。近隣住民の方の散歩ルートになっていたり、蓮の咲いている池の前でベンチに腰掛け読書をしている人もいます。私も去年の夏に、小川のせせらぎを聴きながらピクニックをして自然を感じていました。また、キャンパス内でリスにも出会えます。飛行機の中で出会った若いカップルに北大内を案内した経験があるのですが、2匹のリスに出会えてそのカップルは大喜びでした。キャンパス内で自然と簡単に触れ合えるのも北大の魅力の一つです。
魅力④北海道の魅力を堪能できる
北海道には、たくさんの観光地があります。小樽運河や、登別温泉、富良野のラベンダー畑、知床などなど。北大在学中に全部回り切れるかわからないくらいの、有名観光地が沢山あります。サークル仲間や友人と旅行に行くことになれば、北海道の雄大な自然を堪能することができ一生の思い出になります。これは、北海道の大学に進学した人の特権ですね。ちなみに私は道民なのですが、ほとんど道内旅行をしたことがなかったので、こんなにも北海道に魅力があったのかと道外から来た友人が北海道の魅力を熱弁するのを聞いて初めて気がつきました(笑)さらに、北海道は食べ物がおいしいです。学生のうちに、一流の食べ物を食べる経験をすることは、非常に価値のある事ではないでしょうか。よく自己啓発本でも、若いうちに一流のものに触れなさいと言われたりしますよね。私は苦手で食べられないのですが、つぶやウニなどの貝類が美味しいらしいです。道民なのに勿体ないとよく言われます(笑)
魅力⑤恵迪寮
皆さんは恵迪寮を知っていますか?。恵迪寮とは北大の敷地内にある自治寮です。ジブリの「コクリコ坂から」に出てくるカルチェラタンによく似ている寮です。私はその恵迪寮に住んでいたことがあります。
よく海外留学をして価値観が変わったといいますが、私はその寮に住んでそれと同じくらい価値観が変わりました。価値観を変えたい、柔軟な自分になりたいという方には非常におすすめです。恵迪寮に住んだことで良かったことは以下の4つです。
・価値観が変わった
・フットワークが軽くなった
・家賃を節約できた
・いい出会いがあった
人付き合いがいくら苦手でも、一緒に暮らすわけですから、おのずと仲良くなれます。コロナ下なので、大学に入って交友関係を広げられる自信がないという方にもおすすめです。
最後に
現役北大生の私が北海道大学に入学して本当に良かったと思う事をまとめると、
- いい人だらけだった
- 総合大学ならではの利点がある
- 立地と自然が最高
- 北海道の魅力を堪能できる
- 恵迪寮に入ってよかった
この5つです。
再三言いますが本当に北大に入れてよかったと思っています。あの時、北大を勧めてくれた担任の先生には本当に感謝しています。
残りの2年間で北大での学生生活を存分に楽しんでいきたいと思います。
長くなりましたが、読んでくださりありがとうございました。
以上です。ぜひ、他のブログも読んでみてくださいね~。